BALLET SCHOOL

Eko Dance School

エコダンススクールは、トリノにあるバレエ学校。指導にあたるのは、ポンペア サントーロ。ポンペアは、16歳の時にマッツ エックに見出され、入学を認められていたスカラ座バレエ学校を辞退し、スエーデンのクルベリ・バレエ団に入団 。その後、20年間休むことなくマッツ エックの作品を踊り続けた。2005年を最後に舞台を降り、ダンサー育成に力を注いでいる。ミラノスカラ座を初め、パリコンセルバトワール、プリンセスグレースアカデミー、イギリスのトリニティ・ラバン、ランベール・スクール・オブ・バレエ・アンド・コンテンポラリーなどヨーロッパ中のマスタークラスを受け持つ。また、ヨーロッパの数々のコンクールで審査員を務めており、11月30日12月1日開催のイタリアン・ダンス・アワードでも審査員のメンバーである。彼女は、ヨーロッパの多くのアカデミーのデイレクターを知っている。コネ、というといい印象を受けないが要するにコネクションのこと。この世界では、コネを持つことも実力の一つ。

入学年齢は12歳。レッスンは3クラスに分けられ、学校が終わった午後3時から開始。

16歳以上のクラスは、月曜日~金曜日まで1時間半のクラシック基礎の後、ストレッチ、コンテンポラリー、パ・ド・ドゥ、バリエーションのクラスを続けて受ける。土曜日も希望者は、レッスンを受けられる。

おすすめです。



ExcelDance Project

講師 オクサナ・キチェンコ

ボリショイバレエ学校卒業後、バレエ団に入団。8年間バレリーナとして活躍後、縁がありイタリア、トリノでバレエ学校を開校。クラスは少人数制。ワガノワメソッドの厳しいレッスンではあるが、生徒は着実に力を伸ばしていく。

今年のローザンヌには、生徒の一人がビデオ審査を通過し予選出場。

短期間のマスタークラスも年に数回開催。


Russian Ballet College

ロシアンバレエカレッジ

16世紀後半に建てられた敷地3000平方メートルのロザッツア邸 (ジェノバ) にカレッジはある。

イタリア式庭園のあるカレッジでは、生徒等は安心してバレエや勉学に励むことができる。レセプション、4つのレッスン場、食堂そして2~3人でシェアする居心地のいい部屋が完備されている。

ねらい

ロシアンバレエカレッジが目指しているのは、世界中の劇場で踊れるハイレベルな技術をもったダンサーを育成すること。授業は9月に始まり翌年の7月に終わる。7月、8月には、カレッジに所属しない生徒でもスタージュと呼ばれる夏期コースを受講することができる。18歳から21歳の生徒は、セミプロコース(最長2年)を受講することもできる。卒業した生徒にはプロダンサーとして就職できるようにカレッジがサポート。

教授法

ロシアンバレエカレッジは、ワガノワメソッドによるロシア式教授法に基づいており、午前中は通常の学校に通い、午後にバレエレッスンが行われる。少人数のクラスに分けられたグループレッスン、個人レッスンなどハイレベルな練習を受けることができる。